6月5日、JA女性部フレッシュミズ部会(青井久里子会長)は、農協本所で「アロマクラフト作り」を行い、同会員18名が参加しました。会場にはたくさんの精油が並べられ、良い香りが漂っていました。会場に着いた会員から「すでに良い匂いがするね」と、研修会に期待を膨らませる声が聞こえてきました。

研修会の講師はリンデンフラワー代表 荒谷 智子さん。アロマスクールを開講し、数々の出張講座を行なっています。
まず初めに、アロマの効果や精油の上手な使い方について学びました。アロマには、香りを通して心と身体をリラックス・リフレッシュさせてくれる力があり、それを活かすことをアロマテラピーといいます。アロマテラピーは難しいものではなく、例えば、ヒノキ風呂や冬至の柚子湯もそのひとつと言えます。また、香りを手軽に楽しむ方法として、精油を使ったアロマディフューザーやアロマランプなどがありますが、お掃除する時にバケツに数滴、精油を垂らすだけで、お部屋が綺麗になるだけではなく香りを楽しむことができます。そのほかにも、アロマには虫除けや酔い止めなどの活用方法があります。

アロマの効果について学んだあとは、要望の多かったハーバリウム作りです。
アロマハーバリウムの作り方はとっても簡単。ガラス瓶の中に好きなお花を詰め込み、専用のオイルで満たせば完成!この日は約50種類のお花や植物が揃えられ、その中から自分好みのものを選択します。そしてそれを大きさや長さを調整し、瓶の中に閉じ込めていきます。「上手く配置できない...」「最初に入れたけど、このオレンジどうしよう...」など苦労している様子でした。作り方がシンプルだからこそ、好みのものに仕上げることが難しいようです。作り方のコツは、お花や植物の数を3~5種類に絞ること、隙間をあけて配置することの2点。程よい種類の形と色、隙間から射す光が綺麗なハーバリウムには欠かせません。会員たちは、もう少し詰め込めそうという気持ちをぐっとこらえ、素敵な作品に仕上げていました。講師の荒谷さんも「皆さん初めて作ったとは思えない!」と絶賛していました。

この日は、アロマハンドクリームも作りました。ハンドクリームも作り方はとっても簡単。材料を混ぜて香り付けをすれば完成!今回はローズ系・ラベンダー系・柑橘系・フローラル系の4種類の香りから1つを選んで作りました。乳化ワックスにホホバオイルを入れてよく混ぜ、そこに精製水を入れてさらに混ぜ合わせます。すると突然クリーム状に変化します。会員たちも「理科の実験みたいだね」と楽しんでいました。最後に精油を好みの分量で垂らして完成です。 アロマの香りに包まれて、夏期研修会を終えました。