2月13日、JA十勝地区女性協議会フレッシュミズ学習会が農協連ビルにて開催され、当JAフレッシュミズ部会(佐藤 夏紀 会長)から2名が参加し、十勝管内から総勢で約70名が集いました。
 初めに、JA女性組織綱領の朗唱を参加者全員で行い、その後、JA十勝地区女性協議会 畔木 副会長とフレッシュミズ部会 村瀬 部会長より開催にあたり挨拶がありました。
 学習会の講師には、十勝在住の漫画家 横山 裕二 氏を招き、『ひとりぼっち農園を通じて学んだこと』をテーマにお話しされました。
 横山氏は、29歳で漫画家デビュー後、『ツールド・本屋さん』や『サンデー非科学研究所』などを出版され、平成29年12月より週刊少年サンデーで『十勝ひとりぼっち農園』を連載。お世話になった人に『自分で育てた野菜でカレーを作りもてなす』という企画を行うことをきっかけに十勝に移住され、現在は漫画業とあわせて、音更町の土地を購入し、家庭菜園を行っています。
 実家は山口県の下関で兼業農家を営んでおり、『農業にロマンなんてない』と思っていたが、十勝に来たときに規模の大きさに驚き、『農業にロマンはあるかもしれない』と思ったとのお話しや、家庭菜園を行う土地を手に入れ、荒地を畑にするまでの過程や野菜作りでの失敗談など、写真を交えてお話しされました。
 会員に向けて横山氏より「除雪は誰がやっているんですか?」との質問があり、「トラクターでやっています」との回答に、「えーっ!」と驚く様子が見られ会場からは笑いが起こりました。
 横山氏への質問タイムでは、「十勝に来て好きな物5つ教えてください」、「畑作業は何時ごろやっているんですか?」、「この先、歳を重ねたときにやってみたいことはありますか?」、「1年目のカレーのことは漫画で読んだのですが、2年目のカレーはどうだったんですか?」...など、積極的に質問する様子が見られました。
 横山氏より『今回の講演の内容もいつか漫画にしたいと思っている』とのお言葉をいただき、最後に村瀬 部会長の発声に続いて会場の全員で「ありがとうございました」とお礼を言い、学習会を終えました。
 参加した当JAフレミズ会員からは、「横山さんのことは知らなかったけど、面白いお話しが聞けて良かった!」との声が聞こえ、有意義な時間となったようです。